介護職の人材不足は本当に深刻で、このままでは日本の介護は崩壊するとまで言われています。早急に人材不足に陥っている原因を取り除かなければいけません。
人材が不足している大きな理由の一つは、少子化です。
そもそも若い世代の人数自体が足りていないのが現状で、この問題は今後さらに深刻になっていきます。改善案は、少子化改善か移民ぐらいしか考えられません。
他には、ロボット技術を進化させて、介護にそれほど多くの人手がかからないようにするかです。
政府はどれも推進しようとしていますが、少子化改善はすぐに効果が出るわけではありません。
移民は反対する人の数も多いですし、治安悪化などの弊害も懸念されます。
ロボット技術を発達させることは、副作用がない点では大変魅力的です。ただ、コストがかかってしまいますし、安全性などの面でも課題は多いです。
しかし、もしも介護ロボットの技術を日本が確立させられたなら、その技術は世界に売り込むことも可能になるでしょう。
自動車産業もこの先どうなるか分からないので、日本の新しい産業の一つとして活用していけるかもしれません。
人材不足を解消しつつ、国家の柱となる新しい産業を興せるというのは、まさに夢のような話です。
ですから今、このジャンルに多くの資金が集まりつつあります。大学や民間企業でも研究開発が進んでいて、実は今でも後一歩というところまで技術は進化してきているのです。介護用のロボットではなく、強化スーツのようなものなら実用化の目処も立っています。